目標が苦しいとき、いったん立ち止まって

キャリアグラム

「目標を立てたのに、やる気が出ない」

「頑張っているはずなのに、なんだか楽しめない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

私は毎月、目標を立てて行動するのが習慣になっています。

立てた目標を達成するのが楽しいですし、少しでも前に進んでいる感覚が好きなんです。

でもふとした瞬間に「なんだか最近しんどいな…」と感じることがありました。

その理由に気づいたとき、キャリアグラムでいう“騎士”タイプの傾向が、自分の中で顔を出していたのかもしれない、と思ったんです。

がんばりたい気持ちに、疲れてしまったとき

キャリアグラムの騎士タイプとは、その名の通り、清く正しくをモットーとする優等生タイプ。

騎士タイプの特徴
  • 物事を完璧に成し遂げる
  • 責任感が強い
  • 人が見ていないところでも気を抜かない

騎士は私の基本タイプではないけれど、性格の一部として確かに存在しています。

今回その“騎士”が前に出てきたと感じたのは、

「一度決めたことはちゃんとやるべき」

「途中で投げ出すなんて恥ずかしい」

と、知らず知らずのうちに自分にプレッシャーをかけていたからです。

目標を立てることが、本来の“目的”を果たす手段ではなく、

「達成しなければいけないノルマ」のように感じられるようになっていたんです。

目標が苦しく感じたら、いったん立ち止まって

そんなとき、ふと「そもそも私、なんのためにこの目標を立てたんだっけ?」と立ち止まって考えてみました。

この“立ち止まってみる”って、案外すごく大切なことなんです。

「なんで私はこんなに苦しいんだろう」

「なんだか、おもしろくないな」

「前向きな気持ちになりたくて始めたことだったのに、どうして?」

私の場合、その原因は“義務”になってしまっていたことでした。

“義務”だから、やらないと苦しい。

でも自分で決めた目標だから達成はしたい。

ストイックに進められる人なら、それでも頑張れるのかもしれません。

でも、私はそうじゃなかった。

人それぞれ、思考も感じ方も違いますよね。

もし、今しんどさを感じているなら――

無理に走り続けなくても大丈夫。

少し立ち止まって、自分の気持ちに耳を傾けてみてください。

心がついてくる速さで、前に進みたい

やりたいと思って立てたはずの目標なのに、気づけば「やらなきゃ」に変わっていた。

そんなときは、自分に合ったバランスを探してみてもいいかもしれません。

正解はきっとひとつじゃない。

「今日はやめておこう」と思う日があってもいいし、
「やってみたい」と思える瞬間を待つのもアリ。

無理に頑張らなくても、心の声に寄り添って進んでいけたら。

私自身、まだ模索中です。

でも、その試行錯誤こそが、自分を整えていく時間なのかもしれません。

がんばりすぎる自分に、やさしくなるヒント

真面目にやりきろうとする責任感は、確かに私の強み。

でも、それが強く出すぎると、気づかないうちに自分を苦しめてしまうこともあります。

しんどいときは、「やらなきゃ」じゃなく「やりたい」に立ち返ってみる。

目標を見直して、気持ちのゆとりを取り戻す。

そんな風にバランスをとって、自分らしく続けていけたらいいなと思います。

何かを“続けること”に疲れたら、やめてもいい。

もう一度、“どうなりたいか”を思い出す時間を、ほんの少し取ってみるだけでも、また気持ちが変わるかもしれません。

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